クラミジア治療薬レボフロキサシン500

レボフロキサシンとは

細菌感染に対する抗生物質

レボフロキサシン500とは、レボフロキサシンという成分を1錠中500mg含有する抗生物質です。クラミジアの治療薬として有名なクラビットの成分名でもあります。

クラミジアは抗生物質によって治療するのが一般的です。抗生物質にはさまざまな種類がありますが、クラミジアの治療に使用されるのは、マクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキロノン系の3種類が中心です。レボフロキサシンはニューキロノン系に属します。レボフロキサシンは錠剤、細粒、点眼剤などで処方され、抗生剤として使われます。感染症の原因となる細菌の核酸が作られるのを防ぐ働きがあって、体内に侵入した細菌を死滅させることができるのです。クラミジアに感染するとさまざまな箇所が炎症を起こします。尿道炎、前立腺炎、膀胱炎、副睾丸炎、子宮頚管炎、子宮付属器炎、咽頭炎など、クラミジア感染症に見られる炎症は多数に及びますが、レボフロキサシンはこれらの炎症に作用する薬であるためクラミジアの治療薬としても用いられるのです。

レボフロキサシン500について

1錠当たり500mgの成分

以前は、100mgずつ1日2~3回服用するのがレボフロキサシンの用法でしたが、耐性菌の出現を抑えるために今では1日1回500mgを服用するのが一般的です。そのため、今では1錠100mgという錠剤はありません。250mgと500mgが新たに発売され、レボフロキサシン500というのは500mgの錠剤のことです。なお、レボフロキサシンとは第一三共の開発したクラビットの成分名ですが、今では多くのメーカーがジェネリック商品を発売しています。レボフロキサシン錠500mgという薬には、いくつか例を挙げると、「アメル」「イセイ」「イワキ」「オーハラ」「トーワ」「ファイザー」「日医工」「明治」「杏林」などがあります。

どれも同じ成分

このように、レボフロキサシン500という薬にはさまざまなメーカーのものがあります。以前処方されたものと違うと思う方もいるかもしれませんが、どれも同じ成分が1錠に500mg入ったものですので、安心して服用してかまいません。

副作用

レボフロキサシンの副作用には、腹痛や下痢など消化器の症状があります。腸内細菌のバランスが抗生物質によって崩れるからです。ただ、それほど重いものはなく、少しくらいの腹痛なら服用を続けて問題ありません。しかし、悪化したりもっと重大な副作用が出たりするようなら、速やかに医師に相談しましょう。